ウレシパモシリ農園日記

農園の様子や作業内容、日々の生活、農への思いなどをアップしていきます。
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柿の皮むき

2010年11月10日水曜日


久しぶりの投稿です。

実りの秋も終盤に差し掛かり、干し柿作りが終盤に差し掛かってきました。
家の軒下と納屋の下に分けて干していますが、かなりの量になっています。

去年は暖かい日が続き3分の2はカビがでてしまったそうです。今年は対策として熱湯にちょっとつけてから干しています。明日から寒くなるようだから今年は大丈夫かな?















一つひとつ丁寧に皮をむいて・・・















タコ紐で縛っていきます。

雨の日や、まだ少しくらい朝食前の時間を利用して、みんなでおしゃべりしながら楽しいやっています。美味しい美味しい干し柿になぁれ!

たーぼ

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どっさりとれてます。

2010年10月27日水曜日

昨日はバイオダイナミックカレンダーの根の日だったので、根野菜を収穫しました。サツマイモ、ヤーコン、サトイモ、しょうが、落花生、人参、かぶ。今年の夏の暑さもあり、サツマイモや落花生は豊作だったようです。産地でしか食べられないゆで落花生が楽しみだな。あと、サトイモの茎を干して「ずいき」作りにも挑戦中です。


寒い日だったので、薪ストーブも点火されました。ちょっといぶされた居間に冬の到来を感じました。

今日は、キウイと柿の収穫!屋根の上を覆うようにグングンと伸びたキウイのツルには実がどっさりとついていました。収穫した量は11コンテナ。これから追熟させて、出荷、生食、ジャムなどの加工とします。柿はこれからみんなで皮をむいて干し柿作りです。



なみこ

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鶏とソイ 

2010年10月25日月曜日

今日は雨の予報だったので、屋根の下でできるお仕事をしました。午前中は鶏を10羽解体。おとといから滞在している広ちゃん&あさみさんカップルは初体験となったようです。
午後はエゴマやワラを束ね、その後はたーぼと食当をしました。解体した鶏の新鮮な内臓を使ったモツ煮込みをたーぼが作ってくれました。そこへ釣りに出かけていたねむととおるさんが新鮮な魚をたくさん釣って帰ってきました。ねむから「なみちゃん、ソイが釣れたよ!これ刺身にして!」とお願いされちゃぁ出刃包丁を振るうしかない!



モツ煮込みも味わい深くて本当においしかった。ソイも甘くて歯ごたえがあってたまりませんでした。

生きるために逃れることが出来ない様々な殺生があると思いますが、今日は意識を持って、自分でナイフをつかい首を切ることが続きました。
生きていた命からいただいたエネルギーをみんなで分かちあい、そして、感謝して味わって食べました。

なみこ

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初霜

2010年10月20日水曜日

日に日に山が色づいて来ています。それと同時に朝晩の冷え込みが増しています。昨日の朝は、とうとう霜がおりました。田んぼに敷かれた藁も真っ白に。
寒いのは体が縮こまってしまうからあったかくなれ~って思うけど、嫌いではありません。北国育ちですから。今年の暑い暑い夏も乗り切れたし、岩手の夏使用の住宅での冬もなんとか越せるべ!

昨日、有機栽培のお米(ヒトメボレ)の脱穀が終わりました。田んぼで黄金色の稲が干される秋の風景から、霜が下り、木の葉が落ちる冬の季節へ移り変わりますね

なみこ

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エコール・グロッセ

2010年10月17日日曜日

昨日はエコール・グロッセ 岩手ネイチャーステイhttp://www.grosse.co.jp/ecole/のみなさんが農園見学にいらっしゃいました。総勢7名で、中には遠くは山口県からの方もいらっしゃいました。昼過ぎに到着し、徹さんによる農園案内、子どもたちが焚き火で焼いてくれたホクホクのサツマイモでおやつタイム、エゴマの収穫体験をして、夜はウレシパモシリの農産物と山の旬のたくさんのキノコを中心とした夕食で懇親しました。とても魅力的なグロッセ夫妻と個性豊かな参加者の皆さんとの楽しく美味しい時を過ごすことができました。

夕食のメニューは・・・マツタケご飯、サクラシメジとサトイモのいものこ汁、鮭とボリボリのホイル焼き、ナメコとたくさんの野菜の粟八宝菜、ハツタケの佃煮、蒸しカブの梅味噌のせ、赤カブとシソの実の漬物、アミタケと菊の三杯酢和え、枝豆
デザートは・・・煮りんごと栗の渋皮煮

さて、エゴマの収穫が始まりましたが、この作業は種がこぼれないように丁寧に刈り取っていきます。自分の動きもゆっくりになるし、いい香りに包まれて幸せな気持ちになります。今日は収穫したエゴマを束ねて干しました。しばらくこの香りに包まれる幸せが続きそうです。

なみこ

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言霊

2010年10月15日金曜日

今日はずいぶん静かな夜です。
これまでずっとボランティアさんやウーファーやお客さんでにぎわっていましたが、昨日の夜、10日間農場のお手伝いに来てくれていた静香ちゃんが、そして、今朝、自転車で日本一周の旅をしながら、植林のための募金活動や路上詩人をしているモリシタンが出発しました。

稲刈り、栗拾い、田んぼの溝堀り、のらぼう菜の定植、エゴマ・タカキビ・小豆の収穫・・・などなどの作業を一緒にしました。休憩やご飯の時、作業しながらおしゃべりして、同じ時間と空間を過ごすのが楽しいです。みんなそれぞれのエネルギーとそれぞれのストーリーを持っていて、新しい風を吹かせてくれる。

昨日は2人が最後ということもあり、夕方早く仕事をきりあげて、みんなで「サティシュ・クマールwith辻信一 今、ここにある未来」というDVDを鑑賞しました。土、魂、社会、食べること、眠ること、歩くこと、、、なんとなくいつも思っていること、感じていることを言葉にしてくれました。

その後は、路上詩人モリシタンが「相手の目を見てインスピレーションで言葉を贈る」お店を開いてくれました。一人ひとり順番に、モリシタンはその人の名前を大切に色紙に書き、相手の目をみつめ、その人が元気になるようなひらめきの言葉を贈ってくれます。

・・・正直、第一印象は、ちょっと動きがおもしろい若者がきたなぁ、という感じでしたが、路上詩人の彼の表情を見て、その言葉を読んで、イメージが変わりました。それぞれの人にとって必要で、励まされるであろうと思われる言葉が書かれていました。私はたーぼと一緒にやってもらいましたが、私たちにくれた言葉もそうでした。
ウレシパモシリのみんなが書いてもらい、彼がこの旅で書いた人数が350人となりました。350人もの人へ言葉を贈る。しかも目をみて、その一瞬のひらめきで。これは本当にすごいことだと思う。誰もができることではない。彼は一人ひとりと向き合い、そうなるように自分を解放しながらその力を得てきたんだろうなぁ。
みんながそんな風に相手に言葉を伝えることができれば、とても素敵なことだと思いました。


なみこ

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実りの秋

2010年10月11日月曜日















私はまだ1本もみつけられていませんが、マツタケがぞくぞくと採れています!今日はねむも2本ゲット。マツタケフィーバーしています。最近は山にみんなで通って、たくさんの恵をいただいています。
コウタケ、ハツタケ、サクラシメジ、アミタケ、アブラシメジやフウセンタケ・・・

昨日はお休みをいただいて岩手県奥州市水沢区で農を営むうたがき優命園が実施する「里山生活学校」に参加してきました。テーマは「木の実」。アケビの甘さには本当に驚きました。こちらでもたくさんの森の恵に出会うことが出来ました。
里山生活学校は農的な暮らしと食、人や自然のつながりを楽しく分かち合うことが出来る場でした。私たちも将来は自然とつながりながら、農を営み、人が集まる空間作りをしたいと思っているのでとってもよい体験となりました。http://blog.canpan.info/satoyamalife/

じゅんこさんの妹さん家族が金沢から来ていたので、今日の午前中はみんなでサツマイモ堀りにでかけました。大きな大きなサツマイモを堀りあげた子どもたちの誇らしげな顔がとってもかわいらしかったです。
午後からはお借りしている畑にあるクリの木へ栗拾いにでかけました。木に登ってゆさゆさと木を揺らして実を落とし、背負いカゴがいっぱいになるくらいに採りました!
















そして、夕方帰り着いてから、昨日北海道の恩師から届いた大きな大きな鮭をさばきました。お腹にはたくさんのイクラが!私がさばき、たーぼが今真剣にイクラの醤油漬けを作ってくれています。

キノコにサツマイモにクリにサケ
食いしん坊には嬉しい秋です。感謝して大切に頂きます。

なみこ

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稲刈りが終わりました

2010年10月7日木曜日

もち米、陸羽132号に続いてひとめぼれの稲刈りが終わりました。陸羽の脱穀は終わっているので、天気次第ですが、来週にもはざがけされたひとめぼれも脱穀となります。
新米はその後かな☆楽しみです。

でも、4月に種籾をまいてからあっという間に収穫となりました。土と水と太陽の力を見せ付けられた感じです。また春の時のような稲株が残っている田んぼをみると感慨深い。

午後からはタカキビ、小豆の収穫と玉ねぎの植えつけです。

なみこ

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マツタケ!

昨日、お手伝いに来てくれている篤さんのお父さんから、マツタケの出る場所を教えていただき、今朝早くにその場所に行ってみると、1時間ほど探して、ようやく一本のマツタケに出会うことができました。

今回のは軽く土をほろって冷凍保存にしました。
もう少し採れたら、みんなで炭火焼、炊き込みご飯などして食べたいと思います!

たーぼ

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秋の味覚、キノコ

2010年10月4日月曜日

マツタケにはまだ出会えていません。
計5時間ほど、アカマツの林をうろうろとしているのですが・・・・。

キノコ自体は自給の暮らしに欠くことができない重要なもの(単にキノコが好きなので)なので、徹さんが採ってきてくれるハツタケやハタケシメジ、クギタケ、オオギタケやみんなで採るアミタケなんかを最近よく食べています。どれも北海道では食べたことがないとてもおいしいキノコです。

こういったキノコは毎年だいたい同じ場所に生え、まとまった量が収穫可能なので、何かと忙しい自給の暮らしにもってこいの食材です。


マツタケはというと、こういうことを考えたら、自給のくらしには不向きではありますが、マツタケ狩りは生活に潤いをもたらす楽しいひと時、娯楽の一種と言った感じです。本当は物々交換の品になればいいのですが・・・・。

ネットで探し方の勉強?をしてはいるものの、まだ一度もみたこともないキノコですから、そう簡単には見つからないと思いますが、明日の朝も1時間半の勝負に行こうと思っています。

たーぼ

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多様な作業

2010年10月3日日曜日

昨日は一番最初に収穫したもち米から脱穀が始まりました。・・・が、私は昨日は脱穀作業はしませんでした。
・まだ稲刈りが始まっていない田んぼの溝きり(田んぼをよーく乾かします)
・小麦畑にする予定の畑の溝きり(肩と腿が筋肉痛だ)
・小豆の収穫(赤と白のマーブル色の花嫁小豆)
・小麦、レンゲ畑の耕耘と種まき(種まきごんべの気分でした)

現在はとおるさん、じゅんこさん、たーぼ、なみこ、大地君、岳青さん、あつしさんの7人で作業をしています。
自給の暮らしの中ですることはたくさんあって、季節を追うごとにその作業は少しずつ変化していって、たくさんの手が加わることで、豊かな暮らしが作られていく。
見えないところで様々な働きがあって、でもそれら全体をとらえて、感謝して暮らしたいです。

さぁ、今朝は田んぼの溝きりの続きからかな~?
たーぼは4時におきて、マツタケ探してくる!って出かけました。帰ってこれるかしら?

なみこ

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はざがけ

2010年9月28日火曜日

はざかけ。漢字では稲掛と書くみたいです。

今日は雨でしたが、雨の中支柱を作って稲掛をしていました。もち米と陸羽132号という品種のお米(宮沢賢治さんが普及していたお米)を刈り終わり、稲掛も終了しました!
残すお米は「ひとめぼれ」 ですが、稲刈りまではもう一週間くらいかかるようです。

雨のため、午後からはお休み。大沢温泉に行ってきます!


たーぼ


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東北自然農実践者の会

2010年9月27日月曜日

東北自然農実践者の会から昨日の夜に帰ってきました。
福島からの帰りは、なみこの昔からのお友達も一緒で夏油の瀬美温泉によって帰ってきました。今日と明日とウレシパモシリにファームインしていきます。早速、今日は稲刈りと「はざかけ」をみんなで行いました。人数も増えて、稲刈りも急ピッチで進んでいます。

さて、東北自然農実践者の会ですが、とても貴重な経験をすることができました。
私の中では、「耕さない」「肥料や農薬を使用しない」「虫を殺さない」「草は抜かずに刈って、その場に置く」というので作物を育てることを自然農と呼ぶのかなぁと思っていたのですが、実際には液肥(糞尿をEMで分解したもの)をあげたり(作物が育つ最低限の量だけ補いという形で)、ネギの定植なんかでは鍬で一列穴を掘ったりとされているようでしたので、私が思っていたようなルールで行われている栽培方法ではなかったようでした。

それでも草を刈って倒して刈って倒してとしている畝の中は、柔らかい草が生えているくらいで、野菜の生育には悪い影響を与えているようには見えなかったし、みんなそれぞれが色々な工夫をしながら自分の畑の土や周りの環境と接しているというお話を聞き、これからの自分たちのやりたいことにも生かしていけたらと考えています。

何をもって自然農というのか、結局よくわからなかったのですが、まわりの自然と共に作物を育てていく、その為に周りの自然、畑、作物をよく見て観察して、より自然な状態で栽培していこうという農なのかなと感じました。(全然違っていたら、すいません)

 今回の一番大きな収穫は、同じような志をもった(私が勝手に感じているのですが、これも違っていたらすいません)とても魅力的なたくさんの人と出会えたことです。たくさんのパワーをいただきました。
1泊2日短い間でしたが、 ほんとうにありがとうございました!

たーぼ

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収穫の秋に福島へ

2010年9月24日金曜日

黍(キビ)の収穫に始まり、稗(ヒエ)の収穫、タカキビの収穫、米の収穫と穀物の収穫が続いています。
ここ一週間ほど雨が降ったりやんだりと、天候に恵まれずに思うように収穫は進んでいませんが、来週は天気が回復して、大忙しになりそうです。

そんな忙しい季節ですが、私となみこ2人の研修生は明日、明後日と開催される「東北自然農実践者の会」に参加するためにこれから福島まで行ってきます。

私たちは自然農の実践者?というわけでもないのですが、自然農って実際どんなふうにやっていて、どんな畑で、どんな作物がどんなふうにとれているか、というのを勉強してこようと思っています。それと集まった方々がどんな生活をされているかにもとても興味があるので、たくさんお話聞けたらいいなぁと思っています。

今日は仙台あたりで車中泊の予定。

たーぼ

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稲刈りスタート!

2010年9月23日木曜日

いよいよ昨日より稲刈りがスタートしました。
まずはもち米(4畝くらい)からです。

4隅+αを手刈りしてから、バインダーという手押しの機械で刈ってゆきます。

2時間ほどで刈る作業は終了。植えたり捕食したり、除草したりと手間暇かけて育ててきた時間に比べるとあっという間で、なんだかあっけない感じでしたが、私にとって初の稲刈りは「やっぱり田んぼの作業いいなぁ」と改めて感じさせてくれました。


稲刈り用の鎌の使い方、稲の束ね方、縛り方、まだまだ遅々とした仕事っプリですが、少しずつコツをつかんできたので次回はもう少し早くできそうです。

次は「陸羽135号」という品種のお米の稲刈りです。(宮沢賢治さんが普及に力を入れていた昔の品種のお米)

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自然への信頼

2010年9月17日金曜日

今日は
午前中、自然栽培で育てている大根、白菜、カブ、菜っ葉類の除草を
午後からアワ、カボチャ(軽トラ満タン1杯以上も!)を収穫しました。

午前中に作業した畑は、今、野菜たちがとってもいい状態で
綺麗な黄緑色をした葉がすくすくと元気に育っています。
こんな畑で仕事ができるなんて本当に幸せだ、とつくづく感じました。

自然栽培で育てていて、肥料は一切入れていません。

ある友人から
なぜ、肥料を入れずに野菜が収穫できるのか。
野菜を育てた分だけ養分がなくなってしまうのでは?と聞かれました。
物理的にいえばそうだけど・・・うまく答えられない私がいたので、
今日、とおるさんに率直に投げかけてみました。

返ってきた言葉のはじめが「自然への信頼」でした。
パーマカルチャーや自然栽培を選択していった思いや
それらが向かっていく方向性など たくさんの話を聞くことが出来ました。

私もこれからどんな農を営みたいのか。農を通して何を表現していくか。
具体的に絵を描こうと思います。

なみこ

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稲ワラ

2010年9月15日水曜日

昨日から始まったタカキビの収穫。
70cmくらいの長さで穂を刈り取りましたが、
今朝から稲ワラで束ねて干す作業もしています。

タカキビの長さをそろえて束を作り、
稲ワラを使って束ねます。
稲ワラを3-4本しごいて、片手で(親指と人差し指だけで)
くるくるとワラをひねって束ねて、干すのです。

とおるさんはひょいひょいとやってしまうのですが、
初めての私たちにとっては難しい。
何度か練習しながら、みんな真剣にやりました。

だいぶできるようになってきましたが、
明日の朝がちょっと怖い。
タカキビがゆるゆると落ちてきていませんように!!

なみこ

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ミョウガとタカキビ

2010年9月14日火曜日

ようやく晴れました。
暑い夏の日々でしたが、雨が一気に秋を運んできたようです。

今日は、昨日子どもたちとたくさん収穫したミョウガを1日干していた分で
ミョウガの梅酢漬けを作りました。
昨日は甘酢漬けを作りました。
たくさん漬けましたが、薬味となる野菜なので
一度にたくさん食べられるものではないみたい。
たくさん食べると私は脳の奥の方が変な感じがしました・・・
刻んで、和え物など色々と使えそうです☆

午後からは安俵(あひょう)地区に借りている畑へ
タカキビの収穫に行きました。
今年のタカキビはとってもよい出来だそうです。
原種はアフリカなので暑さに強いようです。
でも今年の暑さだけがよかったのではなく、
苗を移植する時期、草を出さないように中耕に入った時期
それらがビッタリといったようです。

2~3mに育ったタカキビを見上げながら穂をハサミで刈り取りました。
トレーに一粒一粒小さな種を撒いたのが5月20日頃。
・・・120日。すごい。
このエネルギーの流れをどう捉えたらいいんだろう。
ミョウガもあんなにポコポコと新しい芽をだしていた。

しっかりと観察していこう

なみこ

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鶏の解体

2010年9月12日日曜日

16羽、鶏の解体を行いました。
ウレシパモシリに来てから鶏を解体したのですが、私にとって3回目の解体。
頸動脈を切るときは一発で切れるようにはなってきたのですが、切る前の鶏の目を見ると「そこまでして肉を食べたいか?」という心の迷いや「ちゃんとここを切れば一発で絞めれるか?」とか色々考えてしまい数秒ではあるけど、抑えつけてから時間がかかってしまいます。

その間、鶏は覚悟を決めて黙って切られるのを待っているわけで、本当なら迷わず早くやってあげた方がいいのですが、ビビってしまう。


しっかり覚悟を決めてやれるようになるために、まだ、日々の鍛錬が必要なようです。


解体した鶏は発とレバー、砂肝はここでおいしく頂き、丸鳥は東京の完全無添加ラーメンのお店に行ってとてもおいしいスープになります。

立川にあるその道の人は知っている、お店らしいです。一度は食べに行きたいです。


たーぼ

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早池峰山登頂

2010年9月11日土曜日

午前中は安俵(あひょう)の畑に行って、長ネギの土寄せやバショウナの種まきをしたりしてきました。途中から降ってきた雨はどんどん激しくなってきて、明日いっぱいまで降り続きそうなので、午後からはお休みとなりました。

さて、農作業とは関係ないのですが、昨日お休みをいただいて、早池峰山を登りに行ってきました。暑くもなく、寒くもなく眺望もきく最高の天気の中、ゆっくり楽しく登ることができました。頂上では東は太平洋、西は鳥海山まで観ることができて、監視員のおじさん曰く「今年最高の天気」とのことでした。

普段から畑やそのまわりの自然とはふれていたのですが、山の自然とふれるのは久しぶりだったので、なんだかとっても元気をもらって帰ってきました。

今度は岩手山か?

たーぼ

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4tユニック2台分

2010年9月7日火曜日

来年のこの時期までの1年間の豚と鶏の餌となる「くず小麦」が4トンユニック2台に積まれてやってきました。

25~30kg入りの紙袋が何個あったのかはわかりませんが、大人6人がかりで倉庫に搬入しました。正味1時間の作業でしたが、久しぶりに力仕事をしたなぁという感じです。
曇り空のもとでの作業になって、ホントに助かりました。

かなりのちから作業だったので今日は早めに切り上げて、これから朝の溝掃除でゲットしたドジョウを唐揚げにして食べます!

人生初のドジョウ、楽しみです

たーぼ

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どじょう

2010年9月6日月曜日

お米もたわわに実り、稲刈りも間近に迫っています。
今は、田んぼは水を落とし、乾かしています。
しかし、水はけの良くないところもあるため、
昨日から溝きり作業がはじまりました。
クワをつかって、溝の泥をかきだし、水はけをよくします。

その作業で面白いのが水辺の生き物にたくさん出会えること。
ゲンゴロウ、イモリ、カエル、カニ・・・そして、ドジョウ!!

ドジョウはつかまえます。
昨日、今日と続けていたので、バケツの中はうじゃうじゃになってきました。

天ぷら、卵とじ、、、どんな料理になるのかな。
本当に小さい頃、母の実家(米農家)で食べさせてもらった以来なので
楽しみです。

なみこ

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アジア学院来訪

2010年9月4日土曜日

今日はアジア学院の学生の皆さんが農場見学とパーマカルチャーの勉強に来てくれました。
アジア学院の紹介はこちらのHPでhttp://www.ari-edu.org/main.html

お昼に到着して、一時間半ほど農場を見ながらとおるさんのパーマカルチャーと農場の様子のレクチャーを聞いて、お昼ご飯を食べて出発というあわただしいスケジュールでしたが、熱心な皆さんの様子にこちらもエネルギーをもらいました。

前に立って英語でお話しするとおるさんの楽しそうな顔も印象的でした。
 本当にさまざまなこと(私は英語がわからないので8割くらい何を言っているのかわからないのですが・・・・)学生さんに伝えようという気持ちが伝わってきました。


私も自分の畑をあんな風に楽しそうに自分の言葉で案内できるようになるように、丹精込めて色々なことを感じながら楽しく畑仕事をしていこうと再確認した一日となりました。

たーぼ

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久々の投稿

2010年9月3日金曜日

早いもので9月に入ってしまいました。
暑い夏、太陽の下、毎日の作業を頑張っていたため!?
ブログもさぼってしまっていました。
まだまだ暑いですが、収穫の秋も近づいてきたので
ブログもちゃんと更新するぞ!

今年の夏野菜は暑さのため、オクラがよくできています。
ツルムラサキとオクラのネバネバが暑い夏にパワーをくれました。

最近のウレシパモシリの農作業は、

★豚や鶏の冬の餌となるサイレージを作っています。
畑の周りの草を刈り、熊手で集めて、軽トラにのせて運び、
カッターで裁断し、タンクに詰めて発酵させます。
汗だくの作業ですが、サイレージが詰まったタンクが一つ一つ増え
家畜たちの「冬の備え」となるので、なんだか安心します。

★秋、冬の葉・根野菜の種まきもほぼ終了しました。
大根、人参、白菜、ごぼう、小松菜などなど。
これも北国に暮らす人々の大切な「冬の備え」です。

★穀類の収穫もはじまりつつあります。
まず第一陣は「黍(きび)」
今年はあまり背が高くならないうちに穂をつけてしまったので、
大きく育った雑草をかきわけ、穂をさがして刈り取ります。
腰を曲げての作業が続きます。
脱穀したら、どれくらい残るかな・・・
春の耕耘からはじまり、種まき、草取りと作業を重ねましたが
その土地の力、水はけ、気候などたくさんのことが作用し
収穫をむかえるのだということを実感しています。
お米の収穫も間近に迫っています。
9月25日頃の予定です。

★来年卵を産んでくれる雛(100羽)もやってきました。
体の色が白黒のホシノブラックという種類の鶏です。
雛の体の色は真っ黒。
ふわふわの毛でぴよぴよ歩き回る姿はとってもかわいいです。
ネズミや他の動物に狙われないように
しっかりと小屋の穴をふさぎましたが まだまだ 油断大敵。


この夏はたくさんの友人、家族が訪れてくれました。
ウレシパモシリとつながるウーファーさんや支援者との
出会いもたくさんありました。

昨日まで北海道からたーぼの両親が来ていました。
「ここは動物も人も本当に穏やかだね」とお母さん。

人が集まる場。共に働き、安心して暮らせる空間。

そんな空間を私もつくりたいなぁ

なみこ

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エゴマの定植

2010年7月7日水曜日

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除草作業

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これから田んぼへ

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午後からは

2010年7月3日土曜日

安俵の畑の大豆にかけた鳥よけネットはずし。

雨が降ったりやんだりしています!

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携帯より

送信テスト

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田植え無事終了

2010年6月7日月曜日

終了してから、間があいてしまいましたが、5月28日(金)に、無事田植えを終えることができました!

それからは、家のすぐ下にある畑を耕して、耕して、耕して・・・・今はヒエとキビを植えています!今週の水曜日には雑穀の種まきも終了する予定です。

鈴木剛充

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田植え開始!

2010年5月25日火曜日

今日は不耕起(耕さないこと)で行っている田んぼに少し手で苗を植えて、明日からは本格的に田植えが始まります!

ちょっと寒くなりそうですが、金曜日までにはすべての苗を植える予定です。

鈴木剛充

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エネルギー満点

2010年5月19日水曜日

今日は花巻温泉の奥の方の山へ山菜採りにでかけました。
5時起床、朝ごはんのおにぎりを作って、6時出発。
雨具、田んぼ長靴にカゴを背負って沢を登ります。
結構な斜面を這いつくばっていくことも・・・

アイコ(ミヤマイラクサ)、ウルイ(オオバギボウシ)
ウド、葉わさび、シドケ(モミジガサ)、
コゴミ、ゼンマイなどを探しながら
午前中の4時間ほどブヨに負けることなく山を歩きました。

この時期は週に一回程度、山に出かけて、
山の恵をいただきます。
そして、自分たちの食事用、保存用、
出荷またはお客さんへ送る用になります。

今日は、豚さんがお肉になって帰って来る日だったので、
健康に育った豚肉と山菜の夕食となりました。

今日のメニュー
・豚バラ炒め
・豚モモとウドの味噌炒め
・アザミ、アイコ、ウドの天ぷら
・アザミとタケノコと車麩の煮物
・葉わさびサラダ
・シドケの味噌汁
・ワラで作った納豆
・玄米ご飯

みんなお腹いっぱい!
明日のエネルギーをしっかりと蓄えました。

・・・明日は雨模様、外ではカエルが大合唱しています。

なみこ

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ジャガイモの芽が出ました!

2010年5月15日土曜日

今日は本当に暖かい一日で、仕事しながらちょっとの間、シャツになるくらいだったのですが、花巻は内陸性気候のようで、日が沈むと一気に冷えて、薪ストーブを焚くかどうか迷うほど気温が下がります。

本日の作業 (研修生版)
7:30 ミーティング
雑談も交えながら1日の予定の確認

8:00 昨日刈った草をコンテナに詰める
刈り取った草は、ニワトリの餌となります

8:30 ニンジンとカブの種まき
今日は徹さん抜きでの初の種まき。

9:30 カボチャ畑の周りに水抜きのための溝掘り

10:00 休憩

10:30 溝掘り再開 完成!
大がかりな工事だったのですが、ようやく完成!
たまっていた水が気持ちよく流れて行き、大満足!

11:00 ネギとタマネギの草抜き

12:00 昼食

14:00 安俵(アヒョウ)の畑に移動

14:20 サツマイモの苗植え ホウレン草とゴボウの種植え
サツマイモの苗は鍬で少し掘ったところに横に寝かせて置き、
そこに上の葉っぱが上に出ように土をかぶせる。

15:30 草集め

16:00 休憩

16:30 家に戻る ネギとタマネギの草抜きの続き

18:00 終了


という1日でした。

5日ぶりに安俵の畑に行ったのですが、4月18日に植えたジャガイモから芽が出ていたいました。約1カ月かかってようやくという感じですが、自分たちで植えたものから芽が出てくるのって、やっぱりうれしいし、あの種がしっかり生きていて、そこから芽や根が出て・・・・と考えると、神秘的な感じさえします。

来週の末には夏野菜の苗植え、月末にはいよいよ田植えも始まります。一本一本にしっかりと思いを込めて、植えていきたいと思います。

鈴木剛充

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野山の花たち

2010年5月9日日曜日

今日は
田畑の耕耘、山菜採り、
カボチャの苗を植える場所を拓くための草刈や溝きり、
春菊やサニーレタスなど葉物野菜の種をまきました。

田畑への道の脇にも
野山の花が咲いています。

最近割き始めた花たち

レンゲの花











本州の春の農村の風景にあるものでしょうか。
北海道からやってきた私にとっては嬉しい出会いでした。

 オオカメノキの花


真っ白い花と対になって開く葉がかわいい

ビックリグミの花 
とおるさんがこれは「ビックリグミ」だと教えてくれました。
ビックリグミ・・・一体、どんな実をつけるのでしょう。
実りの季節が楽しみです。

クロモジの花
コシアブラやたらの芽の木の近くにたくさんあります。
夢中になって山菜採りをしていて、
いつの間にか、クロモジの木にぶつかってしまうのか、
とってもいい香が漂ってきます。

岩手にきて驚いていることのひとつが
うるち粉やもち粉が豊富!ということ。
そのうち私もきりせんしょやお団子作りをしたいと思っているので、
その時はぜひクロモジの楊枝を添えましょう

なみこ

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ゼンマイ採り

今日は畑のわきにはいている、ゼンマイを採ってみました。

初めて知ったのですが、ゼンマイにはオスとメスがあるようです。

上部の葉の部分がボツボツしてるのがオスで、つるつるしているのがメスです。
食べるのはメスの方で、オスは美味しくないそうです。

調理の模様はまたあとでお知らせします。

鈴木剛充

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山菜採り

2010年5月8日土曜日

今日は朝一番で、畑の横の雑木林に生えている山菜を採りました。

収穫は「タランボ」「コシアブラ」「ハリギリ」

採りやすいところに、たくさん生えているので30分ほどで、かなりの量が採れました。


早速、コシアブラは天ぷらとおひたしにしていただきました。

調理したものは初めて食べたのですが、ウドの葉っぱのような、お上品なタランボのようなそんな感じの味で、とても美味でした。


徹さんの話を聞いていると、北海道ではあまり食べないような山菜や、採れない山菜なんかもこれからのシーズンかなり出てくるということなので、山に山菜採りに行く日が今から楽しみです。


鈴木剛充

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今日は雨

2010年5月7日金曜日


今日はあいにくの雨模様の天気となり
朝、裏の林の中でほだ木からシイタケを採ってから
午前中は室内でPC仕事をしていました。

晴れていれば、
鶏糞堆肥あつめ、山菜(コシアブラ、タランボ)とり、
ギシギシ掘り、ネギの苗植えなど
やりたいことは山ほどあるのですが、
たまに雨の日にパソコンに向かっているのも
ゆっくりしていて、いい時間です。

鈴木剛充

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土の温度を測る

2010年5月5日水曜日


無肥料栽培をしている畑と有機栽培をしている畑を掘って、
その土の温度を測り、肥毒層を調べました。

日々、新しい言葉や情報や技を伝えていただいています。
ひとつひとつの学びを大切に過ごしていきたいと思います。

なみこ

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お祭り

2010年5月4日火曜日


ウレシパモシリがあるのは
花巻市東和町東晴山です。
東晴山というのは3地域があわさっているようで、
ここの地域は白山というそうです。

5月3日にその白山神社でお祭りがありました。

昼間は子どもたちが神楽を踊り、
天狗や獅子もいる行列で町を歩いていました。
子どもたちはとてもかわいらしく、
面をかぶっている天狗にこわごわ近づいて
怖くないとわかると、ちょっかいをだしにいっていました・・・

夜は地域の青年部の出店と
ステージでは地域のお母様たちが中心となり、
着物姿で扇子をもって舞う舞台がいくつも繰り広げられました。

どんな形であれ
地域の人たちが集う場があるということは
ありがたいことだと思います。
よそからやってくる私たちのような人にとっても
地域を知り、地域に触れるきっかけになります。

なみこ

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苗代

2010年5月3日月曜日


北海道から来た私にとっても
寒い春が続いていましたが、
ようやくあたたかくなりました。

4月中旬に苗代をつくりましたが、
芽がようやく大きくなりはじめたので
トレーにかけていたビニールをはがして、
防風ネットを立てました。

この田んぼは谷間にあるため、
風が一方向からではなく回るように吹くそうです。
自然環境をよく知り、
それに応じて作物へ手をかけてあげる。
観察の目を養いたいと思います。


なみこ

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釣りにはまっています

2010年5月2日日曜日


田んぼの上のため池のフナ釣りに
GW中、子どもたちは朝からご出勤しています。
竹の釣竿にご飯粒を餌に釣っています。

現在、ウレシパモシリのメンバーは
酒匂家5名、
研修生のたーぼ、なみこ
woofferのDionさん、あさこさん
計9名なので
一人5匹はフナの唐揚げを食べられるようにと
50匹釣ろう!と意気込んでいます。
桶に入れられたフナが少しずつ増えています。
食卓にのぼるのが楽しみです。

なみこ

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ブログ開始!

2010年5月1日土曜日

みなさん、はじめまして!

岩手県は東和町にある「自然農園ウレシパモシリ」(詳しくはHP=http://ureshipa.com/をご覧ください)の日々の様子をできるだけ毎日アップしていきます。

農作業の様子や、農への思い、ここで暮らす人や動物のこと、野菜をはじめとする様々な植物のことなど、様々なことを皆さまにお届けできればと思っています。

ときどき不定期になったりするかもしれませんが、読んでいってください!


鈴木剛充